2013年01月03日

ADA&EASD合同の2型糖尿病のガイドラインその2

Tです。
前回の続きです。

・治療のオプション
①ライフスタイル
個人の食事や運動のレベルに介入し、影響を与えることは2型糖尿病マネージメントの重要な部分である。
患者は標準化された、特に食事への介入や運動することの重要性に力点を置かれた一般的な糖尿病教育を(個人もしくは集団で、適切なカリキュラムで)受けるべきである。健康的なライフスタイルへの変化を促すことは診療上重要であり、定期的なカウンセリングを治療プログラムに組み込むべきである。
減量を食事療法のみ、もしくは内科的・外科的介入で達成することで血糖コントロールや心血管リスクが改善する。わずかな減量(5~10%)で血糖コントロールが有意に改善する。従って、減量もしくは体重維持を治療目標に組み込むことが推奨される。
食事のアドバイスは個別に行うべきである。患者は一般的に言われる健康な食事であり、個人の好みや文化に合う健康的な食事を摂る事が推奨される。食物繊維を多く含む食物(野菜、果物、全粒穀物、豆類など)、低脂肪の乳製品、新鮮な魚類が推奨される。高カロリー食、飽和脂肪酸の豊富なもの、甘いデザートやお菓子は(量的にも頻度的にも)控えるべきである。頻繁に痩せたり太ったり繰り返すことで、ついには減量・体重維持ができなくなる。必要に応じてヘルスケアチームは個人的な見解または基準に基づいて判断はしないが何度も足を運び、健康的なライフサイクルへの変化を促すべきである。
充分な運動はできる限りやるべきで、少なくとも150分/週、有酸素運動とレジスタンストレーニング、柔軟運動を混ぜて行うべきである。高齢者や動きに問題がある患者は、心血管の観点から見ると活動レベルが上がった方が良い。
診療の際、高いモチベーションの患者で、HbA1cも目標値に近ければ(7.5未満)、薬物療法を始める(第一選択はメトホルミン)前にライフスタイルの変化を促すだけで3~6ヶ月様子を見ても良い。通常の糖尿病であったり、ライフスタイルの変化をうまくできないであろう事が予想される場合は即座に治療薬投与を開始する(繰り返すが、第一選択はメトホルミンである)。ライフスタイルの変化が後日うまくいった場合、変更もしくは可能であれば中止することができる。

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