2013年07月02日

SHEA,IDSA作成C.difficile診療ガイドライン2010その2

Tです。
続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

Ⅱ.診断:臨床検査室でCDIを診断するのに最も良い検査は何か?診断を補助する検査は何か?
5.C.difficileもしくはその毒素の検査は、C.difficileによるイレウスが生じていることが疑われない限り、下痢(軟便)の便を検体として用いる必要がある(B‐II)
6.test of cureとしての使用を含めて、無症候性患者の便検体を用いた検査は臨床的に有用ではない。疫学研究の場合を除いて、推奨されない(B‐III)
7.便培養は最も感度の高い検査であり、疫学研究において不可欠である(A‐II)
8.しかし、便培養は結果が出るまで時間がかかるため臨床的には実用的ではない。便培養の次に感度と特異度が高いのは、経験豊かな検査室で行われる産生毒素の分離同定(ie, toxigenic culture)であり、それ以外の臨床検査結果と比べてスタンダードである(B‐III)
9.酵素免疫測定法(EIA法)によるC.difficileの毒素A,Bの試験は迅速ではあるが細胞毒性試験と比べて感度が低い。従って、EIA法による毒素試験は診断の補助的アプローチである(B‐II)
10.毒素試験は臨床的に最も重要ではあるが、感度が極めて低いのが難点である。この問題を克服する1つの方法として、最初のスクリーニングとしてグルタミン酸デヒドロゲナーゼ(GDH)のEIA検出を行い、GDH陽性の糞便検体のみを細胞毒性試験やtoxigenic cultureで確認する方法がある。結果は使用されるGDHキットによって左右されると考えられる;従って、多くのデータがGDHテスト検査の感度で利用できるようになるまで、この方法は暫定的な提言である(B‐II)
11.ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR法)は迅速で、感度も良く、特異度も高いように思われる。最終的には検査の懸念に addressできるかもしれない。実用性に関する更なるデータが、この方法をルーチンで検査することを提言する為には必要である(B‐II)
12.同じ下痢のエピソード中に検査を繰り返し行うことは制限されるべきであり、全く推奨されない(B‐II)

(・・・続く)

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