2014年01月04日

臨床における食物繊維の有用性4

Tです。
臨床における食物繊維の有用性の続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

IBDに食物繊維を用いる場合の禁忌
禁忌は狭窄及び瘻孔の存在である。機械的合併症の可能性がある。粗く不十分に発酵した食物繊維の利用を避けるのはこの場合、必須である。やわらかく発酵した食物繊維は安全とかもしれないが、近位狭窄部におけるガスの大量発生は患者に少なくとも不快な症状を与えると考えられる。この勧告に関してはエビデンスに基づくデータは無い。
活動性大腸炎への難発酵性食物繊維の投与は下痢を増加させるかもしれない。しかしこれを支持するデータは不足している。

これからの研究領域
これまで公開されたデータによれば、炎症性腸疾患の研究は次の事に焦点を当てる必要がある。
・望ましい酪酸生成速度を得ること及び大腸全てのセグメント(?)における低pHの維持のための、発酵プロセスの最適化
・酪酸合成を制限する基質である硫黄・窒素の合成の最小化、つまり硫酸還元菌の活性低下及び窒素化合物の合成源の減少
・大腸炎における食物繊維/オリゴ多糖と共生細菌の相乗効果(シンバイオティクス効果)の評価
・小腸の炎症におけるシンバイオティクス効果の探求

(・・・続く)

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