2014年01月04日

臨床における食物繊維の有用性5

Tです。
臨床における食物繊維の有用性の続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

便秘・下痢及び過敏性腸症候群
食物繊維が大腸に到達し、特定の効果を発揮する(いくつかの食物繊維は膨張し、他のものは発酵する)ことが充分にわかっている。発酵プロセスは短鎖脂肪酸、H2、CO2、バイオマスを増加させる。発酵速度は食物繊維の物理的化学的特性に依存する。発酵の生理学的結果は多様であり、そのうちのいくつかは人の疾病に重要な意味を持つ。大腸内における食物繊維の効果は、大腸疾患において食物繊維を用いるのに合理的であった。

エビデンス
難消化性デンプンはいくつか非デンプン多糖類の属性を示す、つまり発酵により短鎖脂肪酸の生産や他の結果を生む基盤をもつ。難消化性デンプンは便重量を増加させる。平均して1.5g/g難消化性デンプンを供給することで便重量を増加させる(?)が、生ふすま(7.2g/g繊維供給)や果物・野菜(6.0g/g 繊維供給)ほど効果的ではない(エビデンスレベルI)。

一方で、発酵性食物繊維は短鎖脂肪酸を増加させ、大腸におけるNa及び水分の吸収を増やす。大豆多糖類は小児の急性及び抗菌薬誘発性下痢症においていくつか有益な効果を示した。さらに、経口補水液に部分的に加水分解されたグアーガム(PHGG)やデンプンを加えたものは大腸に到達し、小児の急性及び慢性下痢症やコレラ患者に対して有益な効果を示した。(エビデンスレベルI)。

(・・・続く)

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