2014年02月10日

第一回南九州感染症寺子屋に参加してみた。2

Tです。
第一回南九州感染症寺子屋の参加により、新たに得られた、もしくは改めて重要に感じた知見は
〈特別講演〉
・感度:疾患のある人の陽性になる割合。感度が高い検査はrule outに利用出来る。
・特異度:疾患が無い人の陰性になる割合。特異度の高い検査はrule inに利用出来る。
・上記2つの指標は元々疾患の有無がわかっているものを計算したもので、むしろ臨床では陽性予測値、陰性予測値の方が重要。
・陽性予測値:検査が陽性の人のうち、疾患のある人の割合。
・陰性予測値:検査が陰性の人のうち、疾患の無い人の割合。
・検査前確率(つまりは疫学で得られた疾患別臨床症状の有無の事?)で陽性予測値、陰性予測値は変わる。
・検査前確率が低いときはrule inは出来ないし、高いときはrule outは出来ない。
・血液培養を採取すべき状況
①菌血症を疑うとき(発熱、悪感戦慄、頻脈、頻呼吸など)
②原因不明の低体温、低血圧など
③突然変調をきたした高齢者もしくは小児
④免疫抑制者の原因不明の呼吸不全、腎不全、肝障害
⑤昏迷などの意識の変調(特に高齢者)
⑥説明の付かない白血球増多や減少、代謝性アシドーシス
⑦抗菌薬の変更時
・血液培養は陽性率を上げるため、又コンタミを見分ける為に2セット以上採るべき(次回の診療報酬改定で、血培2セットも保険で通るようになる可能性が高い!)

等です。
(・・・続く)

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