2014年07月10日

SSTIの診断と治療ガイドライン2014サマリーその9

Tです。
続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

 XVI.細菌性血管腫や猫ひっかき病の評価・治療に関して、適切なアプローチはどのようなものか?
1.アジスロマイシンを以下のプロトコルに従い投与する事を、猫ひっかき病には推奨する(strong, moderate)。
a.患者体重45kg以上の場合:1日目に500mg投与し 、さらに4日間250mg投与。
b.患者体重45kg以下の場合:1日目に10mg/kg投与し 、さらに4日間5mg/kg投与。
2.エリスロマイシン500mgを1日4回、もしくはドキシサイクリン100mgを1日2回、2週間~2ヶ月間投与を細菌性血管腫の治療には推奨する(strong, moderate)。

 XVII.類丹毒の好ましい治療はどのようなものか?
1.ペニシリン(500mg1日4回)もしくはアモキシシリン(500mg1日3回)、7~10日間投与を類丹毒の治療には推奨する(strong, high)。

XVIII.鼻疽の適切な治療はどのようなものか?
1. in vitroの感受性に基づき、セフタジジム、ゲンタマイシン、イミペネム、ドキシサイクリン、シプロフロキサシンを推奨する(strong, low)。

(・・・続く) 


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