CDCのエボラ感染拡大防止指針

2014年11月06日

エボラの感染拡大を防ぐための症状モニター及び移動制限1

Tです。
CDCは10/27に、エボラの感染拡大防止に向けてファクトシートを作成しました。
http://www.cdc.gov/media/releases/2014/fs1027-monitoring-symptoms-controlling-movement.html

なんとなく時期を逸した感じもしますが、数回に分けて訳していこうと思います。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

Monitoring Symptoms and Controlling Movement to Stop Spread of Ebola

〈目的〉
このファクトシートは、エボラから米国を守る為にCDCがアップデートした指針を説明したものである。アップデートした指針は、エボラに曝露した可能性のある人をモニターする方法及び医療プロフェッショナルが彼らに対するケアを監督する方法、そして公衆衛生や地域社会を守るために正当であれば、彼らの活動や移動を制限することを強調している。これらの変更を通して、CDC及び国や地域の保険部局はエボラに曝露した可能性のある人をサポートすると同時に、西アフリカ起源のエボラを、我々医療従事者の勇気によってくいとめ続けることを求めている。これらの変更は彼らの症状のモニターを確実にするのに役立ち、彼らを日常的にケアする必要がある場合にはすぐにわかるようにシステムが整備されている。これらの対処は、エボラに曝露した可能性のある人及びアメリカをより良く守るかもしれない。(誤訳の可能性あり)

〈アップデートしたガイドラインの要点〉
・リスクレベルは、エボラに曝露した可能性のある人を定義したものであり、エボラに感染した人を定義するものではない。
・指針で推奨されているのは、種々のリスクレベルにおける厳しい対処である。高リスク、若干のリスク、低リスクレベルはエボラへの曝露のタイプに基づいている。ノーリスクの人に推奨されている対処は無い。
・エボラ症状に関して人々が自分自身をモニターするのではなく、 国や地域の保険部局がactive monitoringもしくはdirect active monitoring を行うことを勧める。
・エボラ患者の世話を行っている医療従事者のモニターに関して、明確な指針が与えられている。

(・・・続く) 
bigvoice212065 at 23:08|PermalinkComments(0)

2014年11月07日

エボラの感染拡大を防ぐための症状モニター及び移動制限2

Tです。
続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。) 

〈新たなリスクレベル〉
アップデートした指針では、曝露の程度に基づいて4つのリスクレベルを定義する。

1.高リスク
・以下を通しての症状の出ているエボラ患者の体液との直接接触
 ・針刺し
 ・目、鼻、または口に飛散
 ・皮膚に体液を直接受ける
・エボラのアウトブレイクが拡大している国において、推奨されるPPEの着用なし、もしくは正しくPPEを着用せずに死体へ接触した場合
・エボラ患者との生活、及び世話のどちらの場合も

2.若干のリスク
・例えば家庭、医療施設、市中においての(PPEの着用なしに)エボラ患者との濃厚接触。濃厚接触とは、3フィート(約90cm)以内でのエボラ患者との長時間の接触を意味する。
・ エボラのアウトブレイクが拡大している国において、正しくPPEを着用してエボラ患者と直接接触した場合

3.低リスク(しかしゼロではない)
・ 過去21日以内に、エボラのアウトブレイクが拡大している国にいて、曝露が知られていない場合(例えばエボラ患者の体液に直接接触していない場合)
・エボラ患者と僅かな期間同室した場合
・エボラ患者との、握手のような短時間の 直接接触
・正しくPPEを着用して、米国でエボラ患者と直接接触した場合
・エボラ患者と同じ飛行機で旅行した場合

4.ノーリスク( 上記カテゴリーのリスクファクターが無い場合の、ノーリスクカテゴリーの例)
・エボラ患者と接触した健常人との接触
・エボラ患者の、症状が現れるまえに接触した場合
・ 過去21日以上前に、エボラのアウトブレイクが拡大している国にいて、国を離れるまでエボラに罹患しなかった場合
・エボラ症例が出たものの、エボラのアウトブレイクが拡大していない国(例えばスペイン等)にいた場合

公衆衛生従事者はこれらのリスクレベルを用いた上で症状を評価し、最善の症状のモニター法及び必要となるその他の制限を決めるのが良い。下記の表に、CDCが推奨するリスクレベルに応じた対処の詳細を示す。

(・・・続く) 
bigvoice212065 at 21:44|PermalinkComments(0)

2014年11月08日

エボラの感染拡大を防ぐための症状モニター及び移動制限3

Tです。
続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

〈発熱やその他のエボラ症状※をもつ人への推奨される対処〉
 ※考慮すべきエボラの症状
・高リスク・若干のリスクレベル:発熱(体温38度以上もしくは発熱しているように見える場合)、激しい頭痛、倦怠感、筋肉痛、嘔吐、下痢、腹痛、原因不明のあざや出血
・低リスクレベル:発熱(体温38度以上もしくは発熱しているように見える場合)、嘔吐、下痢、原因不明のあざや出血

〈高リスク・若干のリスク・低リスクレベルの場合の推奨される対処〉
発熱や、それ以外のエボラの症状の可能性がある場合、エボラを持っていない事を確認するための検診を受けるべきである。医師や公衆衛生の労働者が、エボラの問題はないと確信するまで病院で隔離し続けるだろう。

〈ノーリスクレベルの場合の推奨される対処〉
エボラ以外の疾患のための検診が必要になることがある。

〈エボラ症状が無い人に推奨される対処〉 
エボラ症状が無い人に推奨される対処








※Direct active monitoringは米国でエボラ患者をケアする、適切にPPEを装着した医療従事者、及び飛行機内でエボラ患者の3フィート(約90cm)以内の席に座っていた旅行者に推奨される。

(・・・続く) 

bigvoice212065 at 02:34|PermalinkComments(0)

2014年11月09日

エボラの感染拡大を防ぐための症状モニター及び移動制限4

Tです。
続きです。
(以下、誤訳の可能性があるので気になる人は原文を読むことを勧めます。)

〈公衆衛生の対処の定義〉
以下はリスクレベルや症状に基づきアップデートされた指針で推奨される対処の定義である。隔離, active monitoring,移動の制限および公共の活動の制限は、感染症に罹患した人々から疾病が拡大していくのを防止し、国民を守るのに役立つ。

・隔離とは、感染症が確認された患者を非感染者から引き離すことである。
・active monitoringとは、公衆衛生従事者は少なくとも1日1回、リスクレベルの人々が発熱や他のエボラ症状があるかチェックする事を担う事である。加えて、モニターされている人は、1日2回体温を測り、自分の症状を確認し、発熱や他の症状があれば、公衆衛生従事者に伝える必要がある。active monitoringは最後に曝露した可能性がある日から21日間行わなければならない。自主的に生じる(?)か、もしくは保険部局から公衆衛生手順により要求される。
・高リスク、若干のリスクの全て、及び低リスクレベルのうちの一部の人は、direct active monitoringを行うべきである。公衆衛生従事者は少なくとも1日1回は直接、発熱や他のエボラ症状があるか観察するのが良い。直接の観察の例は、対面訪問(?)である。第2の(?)フォローアップは電話で良い。
・移動の制限とは、たとえ発症していなくても飛行機、船、バス、もしくは電車で長距離を移動してはいけない、という事である。移動中にエボラを発症した場合の、感染拡大の可能性の防止のためである。
・一部の人々はまた、バス、電車、地下鉄等の、ローカルな公共交通機関での移動は許可できない。
・ハイリスクレベルの場合は、長距離の移動もしくはローカルな公共交通機関での移動は許可できない。
・若干のリスクレベルの場合は、全ての移動計画を地域の保険部局と相談する必要がある。
・移動の制限を受けている人には、移動中にモニターされ続けさえすれば、自家用の飛行機や車による移動が認められる場合がある。
・公共の活動の制限とは、人々が互いに密着しているような公共の場所に行ってはいけない、ということである。密着とは、他人との距離が3フィート(約90cm)以内であることを示す。映画館やショッピングセンターのような場所が該当する。公園でのジョギングのような活動は認めてもよい。というのも人々が互いに少なくとも3フィート(約90cm)以上距離をとることが出来るからである。

bigvoice212065 at 01:54|PermalinkComments(0)
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