抗菌薬の管理

2013年02月05日

antimicrobial stewardshipについて その6

Tです。
続きです。

CMSはantimicrobial stewardshipの計画、実施、モニタリングの改善に努めることを求めるべきである。また、上記のものに追加して、次の行動をプログラムに組み込むよう求めるべきである。

・米国疾病予防管理センター(CDC)の投薬関連モジュールである米国医療安全ネットワーク(NHSN)に抗菌薬使用と耐性菌を報告する

・抗菌薬の不適切な使用に対する前向き調査と同時介入

・ケアと患者の急性度(?)に基づいた、施設レベルでの抗菌薬使用のナショナルベンチマーキング

・将来に影響するアウトカム指標、以下のようなもの。
1)一般的な病原菌に関する耐性の発生率及び有病率(例えばカルバペネム耐性エンテロバクター、カルバペネム耐性アシネトバクター、超多剤耐性緑膿菌、MRSA)
2)CD腸炎の発生率
3)抗菌薬の副作用および相互作用の割合


・・・ひどい和訳だ。書いていて気が滅入る感じです。興味ある方は原文を読むことを勧めます。

(2/6追記:昨日、酔った勢いで訳したものを自分で読んで恥ずかしくなったので、一部修正しました。CMSは米国防総省の機関であり、antimicrobial stewardship programを直接どうこうするのではなくて、あくまで施設に要求する立場です。他にもNHSNについてよく知らないままに訳していたら変な風になっていたので修正、ナショナルベンチマーキングを国際基準と訳したのは完全な誤訳なので修正。あえて訳すなら国内での比較。)

bigvoice212065 at 22:54コメント(0) 

2013年02月06日

antimicrobial stewardshipについて その7

Tです。
続きです。
誤訳の可能性があるので、興味のある人は原文を読む事を勧めます。

②antimicrobial stewardshipは外来医療においてもモニターされるべきである。
現在、外来医療において抗菌薬の使用を最適化するための有効なメカニズムは存在しない。外来医療とは外来患者の診療、外来手術センター、透析センターも含むが、これに限定するものではない。米国における抗菌薬の使用はこれらの医療が大部分を占めると考えられ、薬剤耐性は市中の問題として浮上してきている。そのため、外来医療における効果的かつ効率的なantimicrobial stewardshipの取り組みを行わなければならない。さらに言えばこのような焦点の当て方は、保険社会福祉省の「医療関連感染予防のためのアクションプラン」tier 2の実現化と一致し、補完する。従ってSHEA、IDSA、PIDSはこう考える。連邦政府機関(例えばAHRQ、健康情報技術におけるNCAのオフィス、CMS、AHRQ、CDCなど)は外来医療におけるantimicrobial stewardshipを実現化するための試験的プロジェクトに対して資金を提供すべきである。我々は電子カルテの利用拡大が、antimicrobial stewardshipに関して大きなポテンシャルをもつと考えている。研究内容は次のようなものである。

・電子カルテに、臨床における意思決定の支援技術を組み込む事。

・電子処方機構に、臨床における意思決定の支援技術を組み込む事。

こうした介入が有効であると試験的プロジェクトのプログラムで証明されたなら、我々はCMSが要求する要件に関する電子カルテを有効に使うために、後続の支援技術の組み込みをサポートする。

bigvoice212065 at 21:27コメント(0) 

2013年02月07日

antimicrobial stewardshipについて その8

Tです。
続きです。
誤訳の可能性があるので、興味のある人は原文を読むことを勧めます。

③抗菌薬の耐性およびantimicrobial stewardshipに関して教育しなければならない
SHEA、IDSA、PIDSは、米国の医療従事者は抗菌薬の耐性およびantimicrobial stewardshipの分野において重大な知識不足である、と考えている。教育プログラムは研修プログラムだけではなく、全ての処方する医師に科学的な背景、原則、効果的なantimicrobial stewardshipの実践に不可欠なツールを教えるために作られるべきである。抗菌薬の耐性およびantimicrobial stewardshipに関する教育は医学生、レジデント、フェローのカリキュラムに組み込まれるべきである。重要なのは、practicing clinicianがこれらの分野に習熟することである。これらの分野がプログラム及びカリキュラムに組み込まれることを確実にすべきで、practicing clinicianが習熟していくにはいくつかの方法がある。教育資源を提供するために専門協会やFDAと連携することもその中に含まれる。さらに、医薬品の見直しのプロセスの一環として、製薬スポンサーは医療従事者の、耐性菌の出現を抑制する方法および薬剤の最適な使い方の、両方の教育のために計画を立てるべきである。

各施設はantimicrobial stewardship teamのメンバーの教育を責任もってサポートすべきである。antimicrobial stewardshipは患者の安全性の問題及び公衆衛生の問題であり、連続する患者ケアにおける全ての段階で重要とすべきである。さらに、抗菌薬耐性の問題に社会が直面し、容易に利用できる臨床的解決法がないので、SHEA、IDSA、PIDSはこういった教育活動に資金を提供するため、歳出をサポートする。

bigvoice212065 at 21:35コメント(0) 

2013年02月09日

antimicrobial stewardshipについて その9

Tです。
続きです。

④抗菌薬使用のデータを入院患者及び外来の両方で収集し、扱いやすくすべきである。
抗菌薬の使用を追跡し、ベンチマークするための正確で扱いやすいデータは現在、米国では不足している。米国が先進国の中で変わっている点は、こういったデータにアクセスできない点である。これらのデータは、抗菌薬の使用と耐性菌の関係性をモニターするのに重要であると我々は考えている。従って、抗菌薬使用に関するデータを収集するための正確かつ信頼できる全国的なシステムを我々は提唱する。このようなシステムを開発し、検証し、運用可能にすれば、抗菌薬の使用はベンチマークが可能となる。また、これらのデータは incentive-based payment system(うまく訳せませんでした。)の要素として利用されるべきである。CDCの投薬関連モジュールであるNHSNに、抗菌薬の使用と耐性菌を報告することで、この目標は達成される。

bigvoice212065 at 04:16コメント(0) 

2013年02月11日

antimicrobial stewardshipについて その10

Tです。
続きです。

⑤antimicrobial stewardshipの研究が必要である。
抗菌薬耐性に対する理解や、耐性菌の出現および伝播を抑えるための介入に関して、大きな知識のギャップが存在する。同様に、臨床的アウトカムや関連する影響を測定する技量にもギャップがある。SHEA、IDSA、PIDSはこう考える。将来、米国で感染症をマネジメントし、効果的に治療する能力に不可欠な質問に答えるためにも我々は再びトランスレーショナルリサーチに着目すべきである。基礎研究から疫学調査、臨床研究に至るまで、全ての分野のトランスレーショナルリサーチを扱うべきである。2つの大きな問題があり、考慮しなければならない。(1)施設内及び施設間で抗菌薬使用をベンチマーキングし、効果的かつ効率的に介入する方法、(2)stewardshipの臨床での影響を評価することができる、明確で、はっきり定義され、検証されたプロセスとアウトカム指標の設定。初期の研究提案として、以下の重要な問題を示すが、それのみに限定するわけではない。

A:明確な抗菌薬使用の目安、不必要な抗菌薬使用のリスクファクター、適切及び不適切な抗菌薬の使用の定義を標準化するためにも研究が必要である。標準化されたデータ収集ツールもまた、抗菌薬使用データの測定及び解釈を容易にするために政府と専門的機関が開発すべきである。さらに、不適切な抗菌薬使用の主な要因および個々のの危険因子の相対的寄与の設定は、不適切な抗菌薬使用を防ぐための効果的な介入法の開発に必要不可欠である。

bigvoice212065 at 02:11コメント(0) 
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